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時の鐘

甲府市民の幸福と甲府市の発展とともに

甲府を訪れる多くの方々のご多幸を記念し
141年の時を経て2013年に甲州夢小路に新造されました

甲州夢小路のシンボルでもある時の鐘。
中央線の電車内や遠くからでもよく見え甲府駅北口のランドマークとなっています。
1日3回、鐘が鳴るほか夜になるとライトアップされ
昼間とは違った雰囲気を演出します。
時の鐘のボタンには東日本大震災以来、被災地義援金募金箱を設置しています。
「被災地への支援」の想いを込めて、時の鐘を鳴らしてください。

甲府時の鐘の役割

  • 寛文年間
    (1661-1673)頃

    今の中央2丁目にあたる横近習町の超勝山歓喜院(現・廃寺)に鐘楼を建立

  • 宝永5 (1708) 年

    柳沢時代の城下再整備に伴い、愛宕町へ移転後、火災で焼失

  • 文化15 (1818) 年

    再建される

  • 明治5 (1872)年

    この年頃まで甲府の人々に時を知らせていた

甲府の時の鐘は前述の愛宕町の鐘楼を模造したと伝わる法性山玄法院(現・天神町)の鐘楼を模し、同寺に残されていた写真・鳥瞰図・礎石を基に、底辺3間(5.4m)角、高さ5丈(15m)、銅張の外壁といった仕様で、忠実に再現されています。

時の鐘の役割

鐘の音で時を知らせるという習慣は、仏教寺院の「梵鐘」がもととなり、明け六つ(午前6時)、昼九つ(正午)、暮れ六つ(午後6時)に撞かれることが一般的でした。

時が下り江戸時代になると、「時の鐘」と呼ばれる大きな鐘を鐘楼に吊るし、市井の人々に時を知らせる役割が生まれました。これが日常生活を区切る中心的な手段となりました。

江戸時代は、一日を12刻に分け、そこに12支をあてはめ時刻を表現しました。卯の刻(午前6時)、午の刻(正午)、酉の刻(午後6時)、子の刻(午前零時)などと呼ばれ、昼夜を問わず2時間ごとに一日12回、鐘を撞いて時を知らせました。この鐘の音によって、人々は、防犯のための木戸の開閉、農作業の開始、城下の各種行事への参加、銭湯の開店閉店など、日常生活すべてを判断しました。

時刻のとり方も、現在のように24時間が等間隔ではなく、昼夜の長さの変化に合わせて刻される不定時法が採用されていまました。日の出とともに起き、日が暮れれば一日を終えた江戸時代の人々の生活のリズムに合った時刻法といえるでしょう。

甲府時の鐘を楽しむ

ボタンを押すと時の鐘を鳴らすことができます(10:00〜18:00)

ゴーンと情緒あふれるあたたかい音色が響きます

「時の鐘」では曜日ごとにテーマカラーを設けて
日替わりでライトアップが行われています。
昼間の喧噪から離れ、心地よい癒しを感じられる空間です。

夜になるときれいにライトアップ!

  • 曜日

    気持ちを
    穏やかにしてくれる

    ブルー

  • 曜日

    安らぎを
    与えてくれる

    イエローグリーン

  • 曜日

    気分を
    高めてくれる

    レッド

  • 曜日

    心のバランスを
    保ってくれる

    パープル

  • 曜日

    特別な時間を
    感じられる

    ゴールド

  • 曜日

    大切な人へ愛情を
    伝えてくれる

    ピンク

  • 曜日

    気分をポジティブに
    してくれる

    オレンジ

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