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節分の豆まき!甲府三大祭りの一つ、大神宮祭の伝統と魅力

山梨・甲府おすすめ観光情報

2026.01.19

今回は、甲府の冬の風物詩、節分の豆まきで賑わう歴史あるお祭りの大神宮祭をご紹介!甲府三大祭りの一つである大神宮祭の歴史や由来、豆まき神事や露店などの見どころをお届けします。周辺の観光スポットや他の三大祭りもご紹介しますので、お出かけの計画を立てるのにも役立ちます。大神宮祭は見どころや楽しみ方がたくさんあるので、ぜひ一度、甲府へ足を運んで体験してみてください!

甲府の節分を彩る大神宮祭とは

毎年2月3日の節分に行われる大神宮祭(だいじんぐうさい)は、甲府盆地に春の到来を告げるお祭りです。地元では、古くから「大神(だいじん)さん」の愛称で多くの人々に親しまれ、甲府の冬の風物詩としてにぎわいを見せます。 ここでは、大神宮祭がどのようなお祭りなのかを紹介します。

節分の豆まきと大神宮祭の深い関係

大神宮祭は、節分と深い関わりを持つお祭りです。中心行事である「節分豆まき神事」では、一年の無病息災や商売繁盛を願い、多くの参拝者が集まります。 横近習大神宮と柳町大神宮の二つの会場で豆まきが行われ、祭りの活気は最高潮に達します。 また、古いお札やお守りを納め、新しいものを受けて一年の幸せを願うのも、このお祭りならではの習慣です。

甲府三大祭りとしての位置づけ

大神宮祭は、甲府で特に長い歴史と伝統を持つ「甲府三大祭り」の一つに数えられています。 この三大祭りは、それぞれが季節の節目を祝い、地域の人々の暮らしに深く根付いてきました。他の二つの祭りとあわせて、大神宮祭の位置づけを見てみましょう。

祭りの名称開催時期通称
大神宮祭(だいじんぐうさい)2月(節分)大神さん
厄除地蔵尊大祭(やくよけじぞうそんたいさい)2月13日〜14日厄地蔵さん
稲積神社例大祭(いなづみじんじゃれいたいさい)5月2日〜5日正の木さん

大神宮祭は、甲府三大祭の中で最も早く行われるお祭りです。
そのため、一年の幕開けを告げる季節の大祭として、甲府三大祭において大切な役割を担っています。

大神宮祭の歴史と受け継がれる伝統

祭りの起源と神社の由緒

大神宮祭は、甲府の人々に「大神さん」という愛称で古くから親しまれているお祭りです。 このお祭りの中心となるのは、甲府市中心部にある「横近習大神宮」と「柳町大神宮」という、二つの歴史ある神社です。

どちらの神社も伊勢神宮の神様をお祀りしており、甲府のまちの発展を見守ってきました。それぞれの神社の成り立ちを紐解くと、お祭りが大切にされてきた理由が感じられます。

神社名主なご祭神由緒の概要
横近習大神宮(よこきんじゅだいじんぐう)天照皇大神、豊受大神平安時代の寛治年間に創建され、甲府城が築かれる際に現在の場所へ移されたと伝えられています。かつては伊勢神宮のお札などを甲斐国一帯に配る役目も担っていました。
柳町大神宮(やなぎまちだいじんぐう)天照皇大神戦国時代の1519年に武田信虎公によって甲府へ移され、その後、甲府城築城に伴い現在の場所に遷座したとされています。

地域に根ざした祭りの変遷

大神宮祭は、甲府盆地に春の訪れを告げる風物詩として、長く地域に根づいてきました。 昔から、商売繁盛や家内安全を願う多くの人々が参拝に訪れ、一年の幸せを祈る大切な日となっています。

時代の流れとともに、お祭りの姿も少しずつ変わってきました。もともとは神社での厳かな神事が中心でしたが、いつしか神社の周辺や通りにたくさんの露店が並ぶようになりました。だるまや熊手といった縁起物を求める人や、家族や友人と連れ立ってそぞろ歩きを楽しむ人々で賑わう、現在の温かい雰囲気が生まれ、今に受け継がれています。

大神宮祭の主な行事と見どころ

ここでは、甲府に春の訪れを告げる大神宮祭の、主な行事と見どころを紹介します。古くから「大神(だいじん)さん」の名で親しまれ、多くの人々で賑わうお祭りの魅力を感じてみてください。

賑わいを見せる節分の豆まき神事

大神宮祭のクライマックスは、何と言っても節分の豆まき神事です。横近習大神宮と柳町大神宮の両方で行われ、福を求める多くの参拝者で境内が埋め尽くされます。 年男や年女、地元の名士たちが威勢の良い掛け声とともに福豆をまくと、会場は熱気に包まれます。

豆まきは夕方から夜にかけて複数回行われるため、時間を合わせて訪れるのがおすすめです。 詳細な時間は年によって変わることがあるため、お出かけ前に甲府市観光協会のウェブサイトなどで確認してみてください。

神社豆まき開始時間(目安)
横近習大神宮18:30頃から複数回
柳町大神宮18:30頃から複数回

※上記は過去の開催情報に基づく目安です。参考にしてみてください。

お祭りを盛り上げる!赤鬼や青鬼、小鬼の存在

大神宮祭では、赤鬼や青鬼、小鬼も登場し、お祭りの雰囲気が一気に盛り上がります。色鮮やかな鬼たちは、会場内を歩き回ったり、子どもたちの前に現れたりして、まるで物語の世界から飛び出してきたような存在感。最初は驚いていた子どもたちも、「鬼は外!」と元気よく声を上げて豆をまくうちに、次第に笑顔が広がっていきます。周囲の大人たちもその様子をあたたかく見守り、会場全体が笑い声と活気に包まれます。

鬼の登場は、邪気を払い、福を呼び込む節分の意味を体感できる大切な場面で、大神宮祭ならではのにぎわいを生み出す、欠かせない存在となっています。

参道を彩る露店と縁日の楽しみ

祭りのもう一つの大きな楽しみが、参道や周辺の通りにずらりと並ぶ露店です。 たこ焼きや焼きそばといった定番の屋台グルメはもちろん、最近ではキッチンカーの出店もあります。お面やくじ引きなど昭和レトロな定番から、人形すくいなど今どきの露店まで盛りだくさんです!

また、この地域ならではの縁起物もたくさん見つかります。特に、甲州だるまや熊手を商う店のほか、山梨の節分菓子として知られる「切山椒(きりざんしょう)」を売る露店は、この祭りならではの光景です。 切山椒は、上新粉に山椒と砂糖を加えて作る素朴な味わいのお菓子で、春を告げる味として親しまれています。

縁日の賑やかな雰囲気の中、家族や友人と一緒に食べ歩きを楽しむのも素敵です。

大神さんの名物?「がらがら」とは

大神宮祭の名物として親しまれているのが、「がらがら」と呼ばれる伝統菓子です。小麦粉を焼いて作った、手のひらよりも大きな三角形のお菓子の中には、小さなおもちゃや鈴が入っており、振ると音が鳴ることから「がらがら」と名付けられました。その鈴の音が、厄を払い邪気を遠ざけると伝えられ、節分の縁起物として古くから親しまれています。

割ると中からおもちゃが出てくる楽しさもあり、子どもたちにとってはお祭りの思い出のひとつ。甲府市のいくつかの和菓子店では1月中旬から予約や販売も始まり、最近では、文具やドリップ珈琲入りも!まわりの焼き菓子は素朴でやさしい味わいがあり、大人にとってもどこか懐かしさを感じさせてくれます。お子様はもちろん、大人も昭和レトロの雰囲気を味わえる「がらがら」を、ぜひ甲府の大神宮祭で体験してみてください。

厄除け開運を願う参拝の作法

大神宮祭には、商売繁盛や家内安全、厄除け開運を願って多くの人が参拝に訪れます。 神社にお参りする際は、作法を知っておくと、より清らかな気持ちで祈りを捧げられます。ここでは一般的な参拝の作法を紹介します。

  1. 鳥居をくぐる: 神社の入り口である鳥居の前で軽く一礼してから境内に入ります。
  2. 手水舎で清める: 参拝の前に手水舎(てみずや・ちょうずや)で手と口をすすぎ、心身を清めます。
  3. 拝殿で参拝する: 鈴を鳴らしてお賽銭を納めた後、「二拝二拍手一拝」の作法で拝礼します。

また、この時期には古いお札を納めるための場所も設けられます。 新しい神札をいただき、一年の無病息災を願ってみてはいかがでしょうか。

大神宮祭周辺の立ち寄り観光スポット

お祭りの会場周辺には、歴史や文化、そして山梨ならではの味覚に出会える場所がたくさんあります。大神宮祭と合わせて、甲府のまちを散策してみてはいかがでしょうか。ここでは、気軽に立ち寄れる魅力的なスポットをご紹介します。

SADOYAワイナリー

1917年創業の歴史あるワイナリーで、甲府駅から歩いてすぐの場所にあります。 ヨーロッパの南国リゾートを思わせるおしゃれな建物が目印です。 予約をすれば、歴史を感じる地下のワインセラーを見学することもできます。 ワイン好きの方はもちろん、おいしいぶどうジュースもあるので、どなたでも楽しめます。 お祭りの思い出に、お気に入りの一本を探してみてはいかがでしょうか。

項目内容
所在地山梨県甲府市北口3-3-24
アクセスJR甲府駅北口から徒歩約5分
公式WEBサイトSADOYAワイナリー

甲州夢小路

「甲州夢小路」は、甲府駅の北口すぐそばにある、明治から昭和初期の甲府城下町を再現した趣のあるエリアです。 石畳の路地を歩けば、まるで昔にタイムスリップしたかのよう。山梨の伝統工芸品を扱うお店や、県産の食材を活かしたレストラン、小さな美術館などが並び、山梨の魅力を一度に味わえる場所です。 お祭り前のちょっとした散策や休憩、お土産探しにぴったりです。

項目内容
所在地山梨県甲府市丸の内1-1-25
アクセスJR甲府駅北口から徒歩約3分

舞鶴城公園(甲府城跡)

かつて甲府城があったとされる場所が、現在は国指定史跡として公園になり人々の憩いの場になっています。 豊臣秀吉の命によって築かれたお城で、立派な石垣が当時の面影を伝えています。 公園内は自由に散策でき、天守台からは甲府の街並みや富士山を望むことができます。 大神宮祭の会場からも近く、歴史を感じながらのんびりと過ごすのにおすすめの場所です。

項目内容
所在地山梨県甲府市丸の内1-5-4
アクセスJR甲府駅南口から徒歩約3分
公式WEBサイト甲府市観光課

山梨ジュエリーミュージアム

宝飾産業が盛んな山梨ならではのミュージアムで、「宝石のまち・甲府」のきらびやかなジュエリーの世界に触れることができます。山梨の職人たちが手掛けた美しい作品の展示のほか、制作実演の見学やジュエリー作りの体験も楽しめます。 入館料は無料で楽しめる、気軽に立ち寄れるアートスポットです。

項目内容
所在地山梨県甲府市丸の内1-6-1 山梨県防災新館1階
アクセスJR甲府駅南口から徒歩約7分
公式WEBサイト山梨ジュエリーミュージアム

小江戸甲府 花小路

かつて小江戸と呼ばれた頃の甲府の賑わいを再現した、風情あふれるエリアです。 石畳の路地に町屋風の建物が並び、夜には灯籠が灯って幻想的な雰囲気に包まれます。 散策するだけでも楽しいですが、個性的な飲食店も多く、大神宮祭のあとにゆっくりと食事やお酒を楽しむのにも良い場所です。

項目内容
所在地山梨県甲府市中央1-11-6
アクセスJR甲府駅南口から徒歩約10分
公式WEBサイト小江戸甲府 花小路

甲府三大祭りの魅力と大神宮祭

ここでは、大神宮祭と並んで「甲府三大祭り」と称される、歴史と活気に満ちた二つのお祭りを紹介します。それぞれが持つ独自の魅力に触れて、甲府の文化をより深く感じてみませんか。

祭りの名称通称開催時期主な内容
大神宮祭大神さん2月3日(節分)商売繁盛や家内安全を願う豆まき、縁起物の露店
厄除地蔵尊大祭厄地蔵さん2月13日~14日厄除け祈願、年の数だけ丸いものをお供えする風習
稲積神社例大祭正の木さん5月2日~5日農業の神様のお祭り、植木市や多くの露店で賑わう

厄地蔵祭

「厄地蔵さん」の名で親しまれる「厄除地蔵尊大祭」は、毎年2月13日の正午から14日の正午にかけて塩澤寺で行われます。 この24時間だけ、お地蔵様が人々の願いを聞き入れてくれるという言い伝えがあり、多くの参拝者で賑わいます。 厄年の方が自分の年の数だけ一円玉や飴玉など丸い形のものをお供えして、厄を逃れるよう願う風習が今も続いています。

稲積神社例大祭

「正の木さん」として知られる稲積神社の例大祭は、毎年5月2日から5日にかけて開催される、江戸時代から続くお祭りです。 かつては多くの人で賑わい、たくさんのお金が動いたことから「せんりょう祭り」とも呼ばれていました。 農業の神様のお祭りとして始まり、現在では植木市が有名で、境内やその周辺にはたくさんの露店が並び、多くの人々で賑わいを見せます。

大神宮祭へのアクセスと開催情報

新しい年もはじまり、そろそろ節分の季節になります。ここでは、甲府三大祭りの先陣をきる「大神宮祭」へお出かけになる際の、開催日時や会場への交通手段について解説します。お祭り当日は周辺で交通規制が実施されることもあるため、事前に情報を確かめてから向かうと安心です。

開催日時と場所

大神宮祭は、甲府に春の訪れを告げるお祭りとして、毎年2月3日の節分に行われます。 会場は「横近習大神宮」と「柳町大神宮」の二つの神社で、豆まき神事をはじめ、多くの露店が立ち並び、たくさんの人々で賑わいます。

項目内容
開催日2026年2月3日(火) ※節分の日
開催時間昼頃から21:00頃まで(催しにより異なる)
場所横近習大神宮(甲府市中央2丁目)、柳町大神宮(甲府市中央4丁目)
主な催し節分豆まき神事、神札頒布、露店の出店、鬼に扮した大人や子供の練り歩きなど

横近習大神宮

お祭り当日には、神札の頒布をはじめ、神楽の奉納やさまざまな神事が厳かに執り行われます。
境内には清らかな空気が流れ、にぎやかな露店の雰囲気とはまた違った、伝統行事ならではの落ち着いた時間が広がります。

柳町大神宮

大神宮祭の露店が立ち並ぶ中心エリアに鎮座する柳町大神宮は、祭りの当日に多くの参拝者でにぎわいます。
神札の頒布や節分限定の御朱印が用意され、特別感を求めて訪れる人も少なくありません。

神社周辺には赤鬼や青鬼が登場し、写真撮影などを通して会場を盛り上げます。さらに、神輿渡御などの伝統的な神事も行われ、迫力ある光景が広がります。

にぎやかな露店の雰囲気と、厳かな神事の両方を楽しめる柳町大神宮は、大神宮祭の魅力を体感できる中心的なスポットです。

交通手段と駐車場案内

お祭りへは、公共交通機関の利用が便利です。お車でお越しの際は、駐車場の情報と交通規制にご注意ください。

公共交通機関でのアクセス

最寄り駅はJR中央本線の甲府駅です。駅から会場までは歩いて向かうことができます。

  • 電車
    JR中央本線・身延線「甲府駅」南口から徒歩で約15分

お車でのアクセスと駐車場

お車を利用する場合、高速道路のICから甲府市街地を目指します。会場周辺には、お祭りや参拝者専用の駐車場がなく、当日は交通規制が敷かれるため、周辺のコインパーキング利用の検討がおすすめです。

  • 自動車
    中央自動車道 甲府昭和ICから約15分
  • 駐車場
    会場に専用駐車場はありません。 近隣の有料駐車場をご利用ください。
  • 交通規制
    例年、お祭り当日の15:00頃から23:00頃まで、会場周辺の道路で交通規制が実施されます。 詳しくは甲府市観光協会のWEBサイトなどで最新情報をご確認ください。

まとめ

甲府三大祭りの一つである大神宮祭は、毎年節分の時期に行われる、甲府を代表する伝統行事のお祭りです。最大の見どころは、赤鬼や青鬼が登場して行われる迫力ある豆まき。会場には子どもたちの元気な声が響き渡り、訪れる人々が一体となって季節の節目を楽しむことができます。

また、周辺には多くの露店が立ち並び、食べ歩きや縁起物探しも楽しみのひとつ。名物の「がらがら」をはじめ、どこか懐かしさを感じる風景が広がり、昭和レトロな雰囲気を味わえるのも魅力です。古くから受け継がれてきた伝統と、にぎやかな祭りの空気が融合した大神宮祭は、世代を問わず多くの人を惹きつけています。

厄除けや開運を願って参拝するのはもちろん、周辺の観光スポットやグルメとあわせて楽しめば、甲府の冬ならではの特別な思い出作りができます。地域に深く根ざし、今も大切に受け継がれている大神宮祭へ、ぜひ一度足を運んでみてください。

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