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正ノ木さんとは?江戸時代から続く「正ノ木祭り」の歴史と見どころ!

山梨・甲府おすすめ観光情報

2026.04.19

甲府の初夏を告げる「正ノ木さん」、今年もあのにぎわいの季節が近づいてきました!今回は、正ノ木祭りの開催日や場所といった基本情報から、名物の植木市や200軒以上が並ぶ屋台の楽しみ方までをご紹介します。お祭りの歴史やご利益、限定御朱印の情報、当日のアクセス方法と注意点もまとめました。あわせて、お祭りの見どころや楽しみ方をご紹介します。

「正ノ木さん」で親しまれる正ノ木祭りとは

山梨県甲府市で毎年5月に行われる「正ノ木祭り」は、地元の人々から「正ノ木さん(しょうのきさん)」という愛称で親しまれているお祭りで、稲積神社の例大祭になります。 江戸時代から続く歴史あるお祭りで、多くの人々で賑わいます。 ここでは、お祭りの概要や開催情報について解説します。

山梨・甲府の初夏を告げる大きなお祭り

正ノ木祭りは、「大神さん」「厄地蔵さん」と並ぶ「甲府三大祭り」のひとつ。甲府盆地に初夏の訪れを告げる風物詩として、地域に親しまれてきました。その起源は江戸時代。5月初旬、種や苗の植え付けの時期になると、農家の人々が一斉に種苗を買い求めに訪れ、大金が動くほどのにぎわいを見せたことから、「せんりょう祭り」と呼ばれるようになったといわれています。農業の神様をまつるお祭りとして始まり、今では植木市や多くの出店が立ち並ぶ、県内でも最大級のにぎわいを見せるお祭りへと発展しました。

正ノ木祭りの開催日と場所

正ノ木祭りの開催日と開催場所は以下の通りで、例年同じ日程と場所で開催されます。お出かけの際は、周辺で交通規制が行われることもあるため、公共交通機関の利用もおすすめです。

項目内容
開催日2026年5月2日(土)~5日(火・祝)の4日間
開催場所稲積神社(いなづみじんじゃ)・遊亀公園周辺
住所山梨県甲府市太田町10-2

正ノ木祭りの主な見どころ

ここでは、正ノ木祭りに訪れた際にぜひ楽しんでいただきたい、お祭りの主な見どころをご紹介します。遊亀公園の広場には、たくさんの屋台が並びます!かつて「せんりょう祭り」と呼ばれたほどの賑わいを、存分に味わってみてください。

名物「植木市」の楽しみ方

正ノ木祭りの代名詞ともいえるのが、境内にずらりと並ぶ「植木市」です。 もともとは、霜の心配がなくなる八十八夜の時期に、農家の方々が野菜の苗や種の交換・購入をしていたのが始まりとされています。 今ではガーデニングブームもあり、色とりどりの草花や盆栽、山野草、庭木、野菜の苗まで、さまざまな植物が並び、見ているだけでも心が和みます。 育て方についてお店の人と会話を弾ませながら、お気に入りの一鉢を見つけるのも、この植木市ならではの楽しみ方です。

200軒以上の屋台が並ぶ参道

稲積神社の周辺には、200軒を超えるたくさんの屋台が軒を連ね、お祭り気分を盛り上げます。 定番のたこ焼きやお好み焼き、りんご飴といったお祭りグルメはもちろん、射的や金魚すくいなど、昔ながらの遊びも楽しめます。 中には、伊勢名物の「赤福」が販売されることもあり、毎年多くの人で賑わいます。 家族や友人と一緒に、何を食べようか話しながら歩くだけでも、楽しい思い出になります。

お祭りを彩るイベント

お祭りの期間中は、さまざまなイベントが催され、さらなる賑わいを見せます。荘厳な雰囲気の神事から、子どもたちも楽しめる催しまで、見どころがたくさんあります。

年によって内容は変わることがありますが、過去には次のようなイベントが行われました。

イベント名主な内容
神輿渡御お神輿が街を練り歩き、お祭りの盛り上がりは最高潮に達します。
大道芸・猿まわしショー参拝客を楽しませるパフォーマンスが、境内の各所で披露されます。
わんぱく相撲子どもたちが元気いっぱいに相撲をとる、微笑ましいイベントです。
各種奉納演奏甲府囃子の演奏など、地域の伝統文化に触れることができます。

これらのイベントは、お祭りの日程に合わせて行われます。特に3日の例大祭に合わせて行われる神輿渡御は、大きな見どころの一つです。

正ノ木祭りと合わせて楽しみたい!観光スポット

正ノ木祭りでにぎわう甲府の街。せっかく訪れるなら、お祭りだけでなく周辺の観光スポットにも足をのばしてみませんか。歴史ある名所や自然を感じる風景など、あわせて楽しめるおすすめの立ち寄りスポットをご紹介します。

甲州夢小路

「甲州夢小路」は、甲府駅の北口すぐそばにある、明治から昭和初期の甲府城下町を再現した趣のあるエリアです。 石畳の路地を歩けば、まるで昔にタイムスリップしたかのよう。山梨の伝統工芸品を扱うお店や、県産の食材を活かしたレストラン、小さな美術館などが並び、山梨の魅力を一度に味わえる場所です。 正ノ木祭りの開催場所からもほど近いので、ちょっとした散策や休憩、お土産探しにぴったりです。

項目内容
所在地山梨県甲府市丸の内1-1-25
アクセスJR甲府駅北口から徒歩約3分

SADOYAワイナリー

1917年創業の歴史あるワイナリーで、甲府駅から歩いてすぐの場所にあります。 ヨーロッパの南国リゾートを思わせるおしゃれな建物が目印です。 予約をすれば、歴史を感じる地下のワインセラーを見学することもできます。 ワイン好きの方はもちろん、おいしいぶどうジュースもあるので、どなたでも楽しめます。 お祭りの思い出に、お気に入りの一本を探してみてはいかがでしょうか。

項目内容
所在地山梨県甲府市北口3-3-24
アクセスJR甲府駅北口から徒歩約5分
公式WEBサイトSADOYAワイナリー

舞鶴城公園(甲府城跡)

かつて甲府城があったとされる場所が、現在は国指定史跡として公園になり人々の憩いの場になっています。 豊臣秀吉の命によって築かれたお城で、立派な石垣が当時の面影を伝えています。 公園内は自由に散策でき、天守台からは甲府の街並みや富士山を望むことができます。 お祭りの前に立ち寄って、甲府の歴史を感じながらのんびりと過ごすのにおすすめの場所です。

項目内容
所在地山梨県甲府市丸の内1-5-4
アクセスJR甲府駅南口から徒歩約3分
公式WEBサイト甲府市観光課

小江戸甲府 花小路

かつて小江戸と呼ばれた頃の甲府の賑わいを再現した、風情あふれるエリアです。 石畳の路地に町屋風の建物が並び、夜には灯籠が灯って幻想的な雰囲気に包まれます。 散策するだけでも楽しいですが、個性的な飲食店も多く、正ノ木祭りのあとにゆっくりと食事やお酒を楽しむのにも良い場所です。

項目内容
所在地山梨県甲府市中央1-11-6
アクセスJR甲府駅南口から徒歩約10分
公式WEBサイト小江戸甲府 花小路

桔梗屋 甲府本館

山梨銘菓・信玄餅で知られる桔梗屋の本館。正ノ木祭りの会場からも徒歩圏内で、1階ではおみやげ選びが楽しめるほか、2階には桔梗屋の歴史やお菓子づくりにまつわる資料展示があり、ゆっくり見て回ることができます。さらにカフェギャラリーも併設されていて、和の甘味を味わいながら、ほっとひと息つけるのも魅力です。

項目内容
所在地山梨県甲府市青沼1丁目3−11
アクセスJR甲府駅南口から徒歩約25分
公式WEBサイト桔梗屋 甲府本館

正ノ木祭りでいただける限定御朱印について

ここでは、正ノ木祭りの期間中にだけいただくことができる特別な御朱印について解説します。お祭りを訪れた記念に、またご利益を願って、限定の御朱印をいただいてみてはいかがでしょうか。

御朱印がもらえる場所と時間

正ノ木祭りの限定御朱印は、お祭りの会場である稲積神社(いなづみじんじゃ)の社務所で授与されます。 毎年5月2日から5月5日までの祭りの期間に合わせて特別なデザインの御朱印が用意されます。 詳細は下記の通りです。

項目詳細
授与場所稲積神社 社務所
授与期間2026年5月2日(土)~5日(火・祝)の4日間
受付時間9:00~17:00
初穂料500円から(種類により異なります)

御朱印は書き置きでの対応となる場合もあります。また、お祭りの期間中は混雑が予想されるため、時間に余裕をもったお参りがおすすめです。御朱印をいただく際には、ご自身の御朱印帳を持参しましょう。正ノ木祭限定デザインの御朱印帳が頒布される年もありますので、社務所で確認してみてください。

正ノ木祭りの歴史とご利益を解説

ここでは、「正ノ木さん」として多くの人に親しまれるお祭りの、長い歴史といただけるご利益について解説します。

江戸時代から続くお祭りの由来

甲府の稲積神社で行われる例大祭「正ノ木祭り」は、江戸時代から続く歴史あるお祭りです。もともとは、5月初旬の農作業の始まりにあわせて開かれ、苗木や種を求める農家の人々が集まる市としてにぎわいました。やがて取引される金額が千両規模にのぼるほど活気を帯びたことから、「せんりょう祭り」とも呼ばれるようになります。こうした背景のもと、農業の神様への感謝と豊作への祈りが込められた行事として根付き、時代とともに姿を変えながら、現在では植木市や多くの屋台が並ぶ、初夏の訪れを感じさせるにぎやかなお祭りへと発展しました。

商売繁盛のご利益がある稲積神社

お祭りの舞台となるのは、正ノ木稲荷大明神とも呼ばれる稲積神社(いなづみじんじゃ)です。県内一のお稲荷さんとして知られ、古くから甲府の地に鎮座し、人々の暮らしを見守ってきました。主なご祭神とご利益を下の表にまとめました。

ご祭神主なご利益
宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)商売繁盛、五穀豊穣、産業興隆
大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)農業守護、厄除開運、病気治癒

このように、稲積神社は衣食住をつかさどる生活の守護神として、商売繁盛や五穀豊穣をはじめ、家内安全や厄除けなど、私たちの暮らしにまつわる様々なご利益を授けてくださる、とてもありがたい神社です。

正ノ木祭りへのアクセスと注意点

ここでは、正ノ木祭りへお出かけになる際の交通手段や、お車でお越しになる場合の注意点について解説します。お祭り当日は会場周辺が大変混雑するため、時間に余裕をもってお出かけされるのがおすすめです。

公共交通機関での行き方

会場周辺は混雑が予想されるため、電車やバスといった公共交通機関の利用がおすすめです。最寄り駅はJR身延線の南甲府駅となります。

電車をご利用の場合

JR身延線「南甲府駅」から、会場の稲積神社までは徒歩で約20分です。 駅からの道のりでもお祭りに向かう人々の流れがあり、町の景色を楽しみながら歩くことができます。

バスをご利用の場合

バスを利用する場合、JR中央本線の甲府駅南口バス乗り場から、山梨交通のバスに乗車する方法もあります。 会場近くのバス停を利用すると、歩く時間を短縮できます。 ただし、お祭り期間中は交通規制によりバスが迂回運行するため、事前に山梨交通の公式サイトなどで運行情報を確認しておくと安心です。

乗車バス停降車バス停 ※迂回路のため所要時間(目安)
甲府駅南口バスターミナル伊勢一丁目 または 相生三丁目約15分

「伊勢一丁目」 または 「相生三丁目」で降りてからは、徒歩約10分で遊亀公園周辺に着きます。

車で行く場合の駐車場と交通規制

お車でお越しの際は、交通規制や駐車場の情報に注意が必要です。渋滞が予想されるため、公共交通機関の利用もあわせてご検討ください。

駐車場について

正ノ木祭り期間中は、周辺に臨時の駐車場・駐輪場が設けられます。
駐車場は日によって利用できる場所が異なり、2日(土)は総合市民会館のみ3日(日)・4日(月・祝)・5日(火・祝)は複数の会場が開放されます。いずれも利用時間は10時〜18時で、最終入場は17時まで(※5日のみ16時最終入場)となっています。

なお、駐輪場は各会場の敷地内に用意されていますので、現地の案内に従ってご利用ください。

駐車場利用案内
日程利用時間駐車場
5月2日(土)10:00〜18:00総合市民会館
5月3日(日)10:00〜18:00湯田小学校・甲斐清和高校・総合市民会館・立正佼成会甲府教会
5月4日(月・祝)10:00〜18:00湯田小学校・甲斐清和高校・総合市民会館・立正佼成会甲府教会
5月5日(火・祝)10:00〜18:00湯田小学校・甲斐清和高校・総合市民会館・立正佼成会甲府教会
交通規制について

お祭りが開催される5月3日から5日にかけて、会場となる稲積神社周辺の道路(遊亀通りなど)で交通規制が実施されます。 時間帯によっては車両通行止めとなる区間があるため、車で近くへ行くことは難しくなります。

規制期間規制時間
5月3日(日)~5月4日(月・祝)10:00~19:00
5月5日(火・祝)10:00~18:00

※2日(土)の交通規制はありません

規制の区間や時間は変更される場合があります。お出かけ前には、稲積神社の公式サイトなどで最新の交通規制図を確認することをおすすめします。

参考・出典:甲府市/正ノ木祭り

まとめ

今回は、甲府の初夏を彩る「正ノ木さん」の愛称で親しまれる、正ノ木祭りをご紹介しました。江戸時代から続くこのお祭りは、商売繁盛のご利益で知られる稲積神社の例大祭として、今も多くの人に親しまれています。名物の植木市をのぞいたり、ずらりと並ぶ屋台を楽しんだりと、初夏の訪れを感じられるひとときになります。活気あふれるお祭りの雰囲気を味わいに、ぜひ山梨・甲府を訪れてみてください。

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